「小説家になろう」なんて目じゃない!海外ファンタジー小説「ベルガリアード物語」を読め!
昔の海外ファンタジー小説というと、あまり馴染みのない人が多いんですが、
実は、ハヤカワ書房のハヤカワ文庫FT(1980年代、1990年代)には
大傑作と言われる小説が多数存在していたんです
その中でも、私が特に面白いと思った本が、
デイヴィッド・エディングスの「ベルガリアード物語」です
実はこの本は、全5巻からなるシリーズものなのですが、
(のちに全10巻にも及ぶ、続編「マロリオン物語」も刊行)
一巻読んだら「やめられない止まらない」
まるで「かっ〇えびせん」みたいな中毒性のある本なのです
あまりの面白さに、作者だけでなく、翻訳者スゲーってなること間違いなし!
そして見てください、
昔の海外ファンタジー小説にありがちな、このチープな表紙!(誉め言葉
たまりませんよね!
この表紙だけで、もうおなかいっぱいですよ
で、肝心の中身の方はというと、
ひとことで言うと、成り上がりもの(?
農園に住み込みのガキお子様が、魔術師になって
かわいいツンデレなお嫁さんをもらって
最後には邪神を倒すという
なんか「なろう系」小説にありがちな話なんですが、
中身の濃さがまるで違う!
1ページに書かれている文字数の多さ、状況説明の緻密さ、
会話のテンポ、登場人物の掘り下げなど、
今の日本のラノベとは比べ物にならない位濃ゆいです
なのでラノベに慣れている人は、最初は取っ付きにくいかもしれません
読み易さは圧倒的にラノベですからね-
でも、レトロマニアなら、あの表紙を見たら読みたくなるでしょ?(え
上にも書いた通り、本当にはまると止まりませんので
読むなら是非、全巻揃えてから読んでみて下さいね
ちなみに、私は「なろう系」ラノベも大好物です(オイ